色を求めて
久しぶりの更新となりましたが、早いもので、
11月を迎えました。
秋から冬への移り変わりは本当に早く感じます。
先日は、紅葉を観に、日本ガイシスポーツプラザまで向かいました。
この日の天気は「曇り時々晴れ」。
予想外な“ 蚊 ”の多さが印象的ではありましたが、
紅葉に気分は満たされました。
普段、何気なく通り過ぎてしまう場所でも、
葉の色が彩っているとつい、立ち止まってしまいませんか?
それが秋。
以前、利用者のみなさまへ、
「秋を感じる時はどんな時ですか?」と
お聞きしたことがありました。
風が冷たく感じた時
着る服が厚手になった時
萩(ハギ)の花が咲いた時
人それぞれ、感じ方は違います。
萩の花には、
「柔軟な精神」「柔らかな心」
という意味があるそうです。
また、
百人一首の歌の中では、
秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれ出づる月の 影のさやけさ
(左京大夫顕輔 79番)
という歌があります。
秋は、色だけでなく、どことなく柔らかな音となって訪れるのかもしれません。